BijoDam超硬タガネ~真鍮板に浪葉模様彫り(動画)と唐草模様彫り
久しぶりの和彫りの記事になります
銅が高騰して銅板での彫り練習にもお金が掛かりますが
真鍮は銅と亜鉛の合金なので、純銅よりは安くなりますので入手しました
40年くらい前の宝飾クラフトで練習した銅板も現在でもありますが
その中には真鍮のパイプに練習した物もあります
40年ぶりくらいになりますが、真鍮板に和彫りの基本的な浪葉模様彫りを彫ってみました
ケガキと下書き済の状態から、ノーカットで撮影しました
まずは毛彫りになりますが、最近は試作品を使用してるという事もあり真鍮柄0.7ミリ
真鍮は合金のため硬いので、いきなり刃が抜けました(^^;
まあ、それでも近年彫りを続けてるので順応出来てると思います
真鍮は認識としては18金より硬いけど18金に近い感覚
銅板に慣れていたのもあり、真鍮は私の感覚よりも、思った以上に硬いという感じです
真鍮柄という事もあって、彫るスピードはかなり遅いと思います
彫るスピードが遅い方が大きなミスはし難いのですが
縁取りの直線2本を彫ったら中心の曲線の彫りになります
曲線彫りはさらに長くなるので、字幕は中断します
BijoDam超硬タガネSUS304柄の1.5ミリ曲で波型彫りと半円彫り
銅に比べ粘りが弱いので、バリにはなり難いのですが、刃は抜けやすいですね
3本の細い毛彫りになりますが、タガネはBijoDam超硬タガネ赤タガネもどき0.5ミリ曲
再研磨で随分短くなりましたが、最も彫りやすい柄のタガネとも言えます
ただし、柄そのものが赤タガネで柄の素材としては高価
また赤タガネはイビツなため、超硬タガネとしての製作にも手間が増えますので割高にはなります
SUS304柄、SS400柄、真鍮柄に赤タガネ柄と4種の柄を私なりに使い分けてテストし
そのタガネ別に形状やサイズと柄のバリエーションを加えた製作販売してます
和彫りの場合は、基本的には自分でタガネを作ったり研いだりする物です
でも、それが極めて難しいので職人が育たないというのがあります
動画の字幕はここまでになりますが
真鍮の彫りには後にSUS柄で唐草模様彫りを彫りました
真鍮は合金のため18金に近い感覚ですが、さらに硬い感じです
同じ0.7ミリの毛彫りでも真鍮柄だと彫る速度が遅過ぎる感じ
真鍮板を彫るのに真鍮柄は深く彫るには柔らかい感じです
真鍮より硬い貴金属はないとも言えますが、真鍮に関しては巻きタガネもSUS304柄の方が彫りやすい感じはありました
当然、どちらも硬いので、タガネの反発も強くはなります
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