穴子の蒲焼き丼~鰻丼モドキを作ってみた

最近、綿半の鮮魚にハマってます
穴子の生が一匹360円で買いました
オギノでも一匹1000円の煮穴子がありますが、半額になりやすいので
半額になった時には買ってましたけど、それより安い・・・
天ぷら用となってましたが、確かに穴子の天ぷらも美味しい・・・

迷ったけど、蒲焼きにする事に
初の試みなので、ネットでレシピを検索
主には煮穴子が多いのですが、共通点もありますかね
蒲焼きの場合はフライパンで焼くしかレシピありませんでしたが
ここは鰻丼もどきを作るために網焼き
この前に太刀魚を網焼きしたらボロボロになってしまったので串打ち
しかし、太刀魚も同じかもですが皮が固いです
鰻だと串打ち3年とも聞きますが、穴子の串打ちは難しい・・・

東日本では鰻は蒸した後に焼く、西日本では蒸さないで焼く違いがありますが
穴子のレシピの中には、お湯を掛けるというのもありましたので
3回ほどお湯を掛けては水で冷やしを繰り返しました
脂に臭みがあるという話と、少し蒸す効果があると思いましたので
これを遠火の石油コンロで網焼き
火から20㎝くらい高くしてじっくり焼いてみました

タレになりますが、よくレシピにありがちなのが、醤油、酒、みりん、ダシ汁
これはダシ醤油に既にオールインワンなので、鳥もつもそうなんですが
ダシ醤油に砂糖だけでOKです
鰻や焼き鳥のようにタレをくぐらせての照り焼きになりますが
画像的には鰻丼ではないかと思います

これが意外だったのが・・・
穴子と言えばまず寿司屋の煮穴子ですが、煮てないので歯ごたえが鰻よりもあります
でも味は鰻の蒲焼きに近いです
私の幼少期は中国産の鰻はなかったので、当時でも高級食材でした
でも穴子は並寿司に入ってる安いネタでしたので、鰻みたいと喜んで食べてました
今でも回転寿司では穴子は一皿100円付近をキープしてるのでその差は変わらない気もしますが
海なし県でありながら山梨は寿司屋の店舗数が日本一と聞いた事もあります
基本的には江戸前寿司に近い、ある程度手の入った寿司で、何でも甘ダレを塗る寿司です
そんな寿司ネタの中では、特に穴子は今の回転寿司の穴子より美味しかったです

煮穴子は食感が固いと感じた事はありませんので、東の鰻のように蒸してから焼いた方が柔らかくなるかも知れません

山梨では当時エビもイカも全てボイルで甘ダレ塗ってる寿司が普通でしたので
大学進学で北海道に行った時には、エビもイカも生でしたのでショック受けましたが
逆に当時だと鰻は札幌の近所のスーパーでは紀文の真空パックしかありませんでした

当然ながら地域性という事が言えますが、加熱や調理して食べる生物って人間だけですね
レシピ見たら煮穴子も手間が掛かりますので、調理された煮穴子が高いのは仕方ないですが
価格的には鰻の比ではないですね
いくら美味しくても加工食品って、どうしても飽きが来ますので作ってみました
ちなみに山椒は自作したものになります

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