シャインマスカットが収穫のタイミングになりました
去年今年と猛暑の影響で山梨のシャインマスカットの評判があまりよくないですが
まあ、基本的には競合で単価が下がり過ぎたのも要因の一つだと思います
4年ほど前に試験的にシャインマスカット1房をヤフオク出品した事がありまして
以後落札者から毎年のように出品リクエストがありました
その時はまだ野路栽培だったんですが、翌年黒とう病で全滅・・・
屋根掛けるしかないと1本の樹にポリカの屋根を掛けました
翌年は黒とう病は防げたものの初のかすり病で売り物になるレベルではありませんでした
まあ、かすり病の場合は程度が良ければ売ってもいますし、食べれます
黒とう病の一番の原因は高温多湿の日本では雨です
日本で葡萄栽培にタナが中心なのはそのためだと思われます
かすり病の一番の原因は、まず光合成不足
成長著しいシャインマスカットは脇芽が屋根に到達して日陰を作ります
この脇芽を摘心する事により、日陰を減らし、房の成長を促すという事でした
1本の樹のわずか15房程度になりますが、成長期は3日に1回は摘心します
それもあって北海道に行き難くなりました
15房の内、半分を一房1500円で売ったとしても年間で一万円程度の収入になります
これだけの手間暇掛けて、袋や肥料の出費に、最後には梱包材までとなりますと
どう考えても小遣い稼ぎにもなりません
シャインマスカットが一房5000円という時代だから、私も栽培を始めました
当時は一房800グラムくらいが平均でヤフオク出品の時は一房1キロ超えてました
今は当時よりも一房が小さくなってるので安くなってる部分もありますが
とてもシャインマスカットが小遣い稼ぎにもなりませんので、ネット販売も考えなくなりました
余談が長くなりましたが、猛暑で糖度が上がらず野路のシャインマスカットは糖度が17くらいで枯れて来ました
でも軒下のシャインマスカットは糖度23と去年の最高糖度のレベルに達してきました
おそらくですが市販のシャインマスカットのレベルははるかに超越してると思います
大した稼ぎになるどころか、骨折り損のくたびれ儲け状態ですが
主には友人知人やお客さんになりますけど、美味しかった!と言われる事が栽培に続いてます
今年は久しぶりに巨峰のジベ処理しなかったら色が来まして、糖度も既に25と高く、例年より早いです
逆にシャインマスカットは遅れた感じではありますが、私には甘過ぎのレベルになりました
もちろん糖度に個体差あると思いますが、順次出荷のタイミングになりました
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