XPでSTIKA STX-7~アイロン転写シートのカット

カッティングステッカーの業務としてはガレージSAFIRAの業務の一部ですが
そのカッティングに当所の超硬工具を使ってるので、どちらのブログか迷いました

動画以下のコメントは概ねYouTube動画の字幕にも入ってますが
ここまで詳しくは入ってません


Roland DG のカッティングマシンSTIKA STX-7は20年以上前のマシンになります
購入したのは25年くらい前の話で、WindowsではなくMacintoshで動かしました
MacOSで言うと8のpowerMac7300でした
当時のアルプス電気のスキャプリまで含めますと、その総費用は50万円にもなりました
STIKAはそもそもがWindows用のハードで、これをMacで動かすにはMacでSTIKAというアプリと、関西電機のプリンターケーブルが必要になりました
実はこのプリンターケーブルは当時でもメーカー在庫の最後の1本でした
Macユーザーでしたが、WindowsをDellで購入しプリンターポートのあるDellは一号機
その最初に購入したDellをSTIKA STX-7のためだけに現在も保有してます
Macはその後、iMacやG4とWindows同様に全てUSBに変わりましたので
旧DellのXPのみになりました
STIKAにはドクターSTIKAというアプリがハンドルされてますが
カッティングのデータはMacで作ったイラストレーターになります
Windowsではイラストレーターでのカットも可能なんですが
かなりややこしくなります
まずは、STIKAをプリンターとしての使用になりますが
ビットマッププリントのチェックを毎回外す必要があります
難しいのは、イラストレーターのアウトトラインの線幅ですが
イラストレーターのバージョンにも違いがあるらしく
XPではイラストレーター8を使用してますが、Macの時代の5.5で保存してます
この場合ですとアウトラインの線幅は0.1ミリでないとカットしません
0.1ミリは選択肢にないのでキーボードで入力し、データは線のみにします
またイラストレーターCS2で作ったデータはバージョン8にダウンしてもミスカットしました
そのアイロン転写シートのカットになりますが
カッティングシートのカットよりもアイロン転写シートのカットの方がシビアになります
その理由は、転写のためのクリアのシートがかなり固いです
つまり、このクリアのシートまで刃を深く確実に切ろうとするとシートそのものが寄れて文字が乱れます
かと言って浅く切ろうとすると、切後が殆ど見えません
でも、切後が見え難いだけで、切れる刃で切れば確実に刃が浅くても切れてます
カッティングシートに比べると、その素材に粘りがあるために切れていても切後がわかり難いという特徴があります
またカッティングシートとはカットする側が逆になるので、文字はミラー反転して切ります
ちなみに刃は超硬で私が研いだものになります
今回、私の作業はここまでになりますが
文字を抜くには歯石取りが便利です
また当所の超硬デザインナイフも便利です
実際に転写したTシャツになります



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