ナショナルファンヒーター~エラーコード03の対処

雑ネタになりますが、今年は寒気が例年より早く厳しい気がします
そんな中、困ったのはナショナルファンヒーターが起動からすぐにエラーコード03で停止してしまいます
これは30年以上前のファンヒーターなので、流石に限界かと思いましたが、分解整備してみる事にしました

まずは基本整備の給油タンク受ですが、かなり汚れてました
でも、それは大した問題ではなく、その奥に見えるオイルパン?にかなりの汚れ
燃焼部も分解してみましたが、それほど異常とは思えない状態でした
エラーコード03で検索しますと、電磁ポンプという事が出て来ます
電磁ポンプらしき物を外しました
この先にはフィルターのような物があったので、超音波洗浄機で洗浄します
このオイルパン?の汚れは完全に分解しないと難しいので
ペーパータオルで拭き取ったり、抜いた灯油の上澄みを注入し
ポンプでかき混ぜたりした後に吸い取ったりとかで、汚れを薄めて取りました
翌日になりましたが、せっかくなのでエアーでホコリを飛ばします
燃焼部もワイヤーブラシで磨きましたが、ここが原因ではないかと思います
燃焼部は組み立て、一番疑わしい電磁ポンプを取付けた状態での試運転

念のため、電磁ポンプ交換のために記録します
この状態で試運転してみます
古いファンヒーターなので始動に時間が掛かりますので省きましたが
2度目の着火で少し焦りましたが、無事点火されました
この整備する前の着火も2度目でしたが、そのインターバルはもっと長く
この後にエラーコードは一切出る事なく運転してます

YouTube動画もご覧ください

エアコンも冷蔵庫も、このようなファンヒーターやストーブは
当時ものでしたら30年は普通に使える物が多かったと思います
冷蔵庫は壊れる前に処分される物の方が多いように思えます
新しい物の方が省エネだという売り文句ですが
当時の電力の消費量と比較してみても、新しい物の方が省エネとは言えない物も多いです
当然、省エネタイプの電化製品の方が高い訳です
それが、その差額の分お得かというのは疑問です

ファンヒーターは最近だと1万円くらいでも買えます
家電の素人のため、ここまでの修復の手間に時間が掛かりました
どっちが得かと言う考えは、個人差があると思いますけどね
結論から言えば、30年以上の間にオイルパンに貯まった汚れは排出する事はない訳です
その汚れは全てフィルターに詰まるとも言えます
このポンプのフィルターはかなり細かい目のフィルターですので
電磁ポンプによる灯油の給油にも弊害になりますね
まだこの世代のファンヒーターがありますので、とにかく電磁ポンプのフィルターは要点検だと思いました

コメント