彫金タガネの研ぎ方~第6話(タガネ研ぎの道具)
またまた随分と間が空いてしまいました 彫金タガネの研ぎ方シリーズになります
以下が第5話の記事はアメーバブログになります
https://ameblo.jp/bijodam/entry-12591766045.html
Yahoo!ブログ時代からのシリーズですが(^^ゞ
第5話のグラインダーの下削り 柄の側面から刃付け動画は以下になります
https://youtu.be/mtcDlkTsSRY
これ以外にも彫金タガネ塾の教材としてグラインダーの下削りの動画もあります
https://youtu.be/YnMBG1xZXcc
こちらは柄の側面の下削りはしてませんが
このように下削りまでアップしましたので、第6話はタガネ研ぎの道具を紹介します
まず必要になるのが2種類の砥石ですが、これは油砥石とかオイルストーンなどと呼ばれる砥石です
茶色と白がありますが、茶色が中仕上げで白が仕上げ用になります
茶色はインディア砥石という名で売られてますが、インディアンと間違いやすいです
現にインディアン砥石という名でショップにありました
白は特に呼び名はないとは思いますがアルカンサス砥石という呼び名の白い砥石があります
インディアンがナイフを研ぐのに使われたという話がありますので、茶色のインディアン砥石という呼び方もまんざら間違いでもないかも知れません
動画でも字幕入れてますので、よかったらYouTubeでもご覧ください
油砥石なので油を使いますが、包丁を研ぐような水で研ぐ砥石は柔らか過ぎます
最後に青棒などの研磨剤を使いますが、スリ板などに塗って刃先を研磨して光らせます
最後に青棒などの研磨剤を使いますが、スリ板などに塗って刃先を研磨して光らせます
ついでに超硬タガネを研ぐ道具も説明しますが、このような歯ブラシみたいなダイヤモンド砥石を2種類の粒度で研ぎます
油も昔道具屋で同時に買った物が残ってますが、ミシン油でもいいかと思います
青棒の代りにダイヤモンドペーストで研磨します
このように砥石が小さく高価で修正も難しいため
青タガネで練習してから超硬を研いだ方がいいと言えます
このように砥石が小さく高価で修正も難しいため
青タガネで練習してから超硬を研いだ方がいいと言えます
ダイヤモンドやすりのようにダイヤモンドの粒子を付着させたような砥石もありますが
粗削りやダイヤモンド砥石の台直しには使える感じですが、安い分は寿命は短いと思います
なお、グラインダーの下削りにはGC砥石を使いますが
私はロウ付け部のロウと柄と超硬の部分を削るためにしか使用してません
ダイヤモンド砥石のように平に削れませんし減りも早いので
悪までGC砥石は下削りの前のロウ付け部分のみという感じです
高価なダイヤモンド砥石にはロウ材で目詰まりさせたくないからという感じです
ちなみに包丁だと雑巾を敷いたりしますが、私はゴムのようなシートを使います
これは100均のセリアで売ってる車のダッシュボードの上に置く滑り止めシートです
次回の第7話では、実際にタガネの研ぎ方を説明いたします
また、これまでのタガネの研ぎ方は、彫金タガネ塾としてリモートも含めて講習してます
彫りはタガネの良し悪しが重要ですが、彫りも教えられるように再開して練習してます
YouTubeでも公開してるように、彫りも現役時代に戻ってきつつあります
彫金タガネ塾の入門はホームページにてお願いします
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