クレモナ糸の染色

No.014も後はネットを張るだけになり、これで手編みネットの在庫が無くなります
ランディングネットも在庫3本となりました
メルカリとかで売れば即売なんですが、ネットはジュエリーと同じで実物見てもらって直接売りたいですね
1本は自分で使ってもいいと思っているのですが・・・
まあ、そんな訳でこの冬に向けてのクレモナ糸の染色
ちょっとこんな治具を作りました


これはクレモナ糸の長さを計る目的ですが、それ以外にもキンクにしないためでもあります
つなぎ目のない手編みネットを編むには、約50メーター必要になりますので
フライラインで言えば約2本分の長さです
フライラインがキンクになって解くのに苦労した経験がある人も多いかと思います
よく毛糸を子供に手伝わせて両手に巻いてるシーンとか昔はよく見ましたよね
あれと同じではないかと思いますが、往復で2メーター
糸を巻いたら丁番で折れるようになってます


問題になるのはクレモナ糸のほつれなのか?継ぎなのか?まつうら工業ですが、Amazonでもレビューにありました
100グラムですと5枚分取れますが、これが50メーター以内に出てしまいますとロスになります
10と30メーターくらいで2回出たので、1本も取れない?と焦りました
もう1度出ましたが、幸い4枚分は取れました
クレモナ糸のメーカーも、まさか約50メーター切らずに編む前提ではないんでしょうね

さて、染色になりますが、これまでに一度も染めた事がないネイビーです
なぜ初かと言いますと、藍染がいいと思っていたんです
でも、調べてみますと化学繊維は染まらないとの事・・・
結局は染め粉を買いました


染色はお湯に染料と塩を解いてかき混ぜますので、この時にキンクになる危険が高いんです
これを洗い、また脱色したり色止め剤を施したりです
あまり強く束ねると、染まらない部分も出ますので、緩く輪にしてるという感じです
手編みネットの編み込みは、ホント時給計算したらとても最低賃金にはならない内職のようなレベルです
また編むのか?と思うとゾッとしますね
でも、ネットを作るためには仕方なく編むという感じです
それで染色済のネット1枚分のクレモナ糸を作ったのですが・・・


まあ、これでも1枚分1000円くらいの商品にはなりますので、売り物にしてもいいのですが
何枚分取れるかわからないクレモナ糸に、染め粉と染色の手間を掛けていたら1枚分1000円でも買った方が得策かとも思えます
ただ、手編みネット完成品を5000円で売ったとしても、材料費に1000円は掛かる
これを4日で編んだとしても、1日1000円という話です
先日、塗装の話もしましたが、これで1本3万円でランディングネット売ったとしても
まず間違いなくランディングネットでご飯は食えないです(^^ゞ



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