BijoDam超硬タガネ★赤タガネもどきの曲線試し彫り
このところの季節は釣りも車も話題があまりないので、引き続きの彫金ネタになります
こちらのタガネは1円スタートでヤフオク出品しました
これは一見赤タガネに見えますが、実は赤タガネを柄にした超硬タガネになります
これは私が余った超硬タガネを研いでヤフオク販売した頃なんですが
曲線用のタガネは作れないか?
という質問が入りまして、それから片切りの曲線用を平面研磨機で研ぐ練習をし、出品しました
その後、毛彫りも高速で曲線用を研げるようになり、遊び心で赤タガネモドキも出品しました
つまり過去に1回だけ作った事がありますが、彫った事はなかったんです
これもまたヤフオク出品するつもりですが、銅板に1本だけ曲線を試し彫りしました
始めは食い込みが強く感じまして、予想以上に深くなったので彫るスピードが少し遅いです
私自身のタガネは刃先に結構強くバフ掛けしてるので、その違いだと思います
また、的が細いので始めは空振りが多いです
握りやすさはSUSの柄ですが、この従来のタガネの形状と細さと材質のためか
少し刃の落ち着きはSUSやオール超硬よりもいいような気がします
ロウ付け部分の段差が小さいというのも影響してると思います
いきなり初めてのタガネの一発目の彫りで、上手く彫れてませんけど
赤タガネと超硬の違いのギャップがあって超硬に切り換え難い人にもいいように思えます
いずれにしても、これも超硬タガネですが、柄の違いは慣れの問題の方が大きいかと思います
柄の赤タガネは2号の片切りの先とおしりを少し削って75mmと当所のSUSと長さは同じです
超硬チップは20mmと当所のSUS柄の超硬タガネよりも5mm短く、5mmほどのロウ付けしろで全長も5mm短い90mmほどです
こちらは柄も素材として高くなるため、定番タガネとしてはラインアップは難しいですが
今後は限定品として多少製作販売するつもりです
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