ランディングネットNo.12の手編みネット張り

フレームは完成していたランディングネットNo.12ですが
8寸用の手編みネットは赤系、青系、緑系の3色を編んでました
それ以外にもリリースネットの選択肢があるためにフレームのみにしてましたが
No.11が嫁に出たために、加えてNo.13の製作開始のため
No.12を製品化しようと思いまして手編みネットを張りました
悪まで作り手のセンスになりますが、製品化しないと実感が沸かないというのもあろうかと思います
フレームの色に対して、青系のラベンダーがベターかと思いました

緑系のオリーブがどんなフレームにも一番万能な色かとは思いますが
No.11をご購入された方も、おそらくはフレームのみだと実感が沸かないというのもあるかと思います


ちなみに張り糸はクレモナ糸より細いバッキングラインを同色で染めた糸になります
糸の材質が違うために、色目が同じになるとは限りませんけど
ランディングネットメイキングにおいては、穴の大きさと溝の幅がなるべく同じで
仕上がりは細い溝に小さい穴が理想ですね
でも、あまり穴が小さ過ぎると張り糸が通らなくなります
ノットの部分の穴は少し大きめにしたりしてます


No.13の製作になりますが、仕事量が減る、景気の悪い月とされてる8月に
またガレージ来客時にもやりやすいランディングネットメイキング再開になります
平行して溝切りカンナも追加製作します

手編みネットは逆に景気の悪い2月にコタツで編んだ物になります(笑)

工賃的には採算の合わない物になりますので
真夏と真冬と、来客時にも作れる物を作るという感じになります

バンブーロッドも再開したいところではありますが
製品化に至るまでの手間とマテリアルの入手に仕入れが高くなり
実際に嫁入りまでの時間と手間が掛かり過ぎるという感じで
さすがにそこまではやってられないという事ではありますかね

ランディングネットは釣法を選ばないのに対し、バンブーロッドはフライに限定されます
ランディングネットの方がこれまでのジュエリーに近い仕事とも言えます
つまり機能ではなくデザインというところが似てます
ただ、最近は私も超硬工具製作のスペシャリストになりましたので
デザインよりも機能の方が重要な職種に移行しましたので
何とも言えない部分ではあります

まあ、両方を追求しますとこのような溝切りカンナとも言えます
究極の、私が開発して私にしか作れない道具になりますからね(笑)



コメント