シャインマスカットに再び病魔が!

     去年は黒とう病によりシャインマスカットが全滅してしまった訳です
それで、今年は巨峰のように屋根を掛けました
今年は房の状態はあまり良くないと思っては居ましたが
去年のような全滅は避けたいので、シャインマスカットにも屋根を掛けた訳ですが
黒とう病が気になるところですが、例年よりはいい状態に思えました
これまで順調と油断していたのが、大きな間違いでした

ネットの調べでは、おそらく、かすり病かと思います


黒とう病ほどの致命的な病気ではなく、程度により価値が下がっても出荷出来る病状なんですが
この房はバツですね
この軒下の発育のいい房ほど重症という感じです

このかすり病を調べてみますと
光合成不足やカルシウム不足と言った事がよく出て来ました
確かに軒下の巨峰にも実が茶色くなる現象はありますが
皮を食べる訳でもないし、出荷する訳でもありませんので
それほど気にはしてませんでした
でも、シャインマスカットでこのレベルですと食べる気にもなれなくなります
特に発育のいい房ほど症状が酷いです

これも初めてと言っていいくらいの体験ですが
原因は黒とう病を避けるため、屋根を掛けた訳ですが
簡単に言えば、屋根で雨をしのいだけど、日光を遮ってしまったという事かと思います

ちなみに野地栽培のシャインマスカットの方が順調です


去年はバチスターという納豆菌で除菌を試み有機栽培に失敗しました
その後遺症みたいな物もあるかと思いますので
この野地の樹の実はダメかと思いました
そのため、今年は一昨年までの低農薬で栽培してましたが
こちらの野地栽培には出てない症状です

しかし、期待の屋根下のシャインマスカットはおそらくかすれ病で半分はバツですね
なぜ屋根を掛けて発病したという原因を探りますが
おそらくシャインマスカットの枝葉の成長が著しいがために
タナと屋根の間が密になってしまったという事だと思います
私も軒下では黒とう病が殆ど出て居ませんでしたので、油断してました

一難去って、また一難
これは摘芯といって、成長の著しいシャインマスカットには
成長期でも適度に枝葉の剪定が必要だという事ではないかと思います
コロナではありませんけど、あまり密になるとこの梅雨時は発病の要素が多くなります
これまで黒とう病が発生しますと、その枝ごと排除したりしてました
おそらく、黒とう病があまり発病しないがために摘芯をサボったというのが要因かと
長雨で、日光不足が招いた病気ではあるかと思いますが
去年の全滅から、屋根を掛け、その設備や葡萄の傘や袋やジベレリンなどの農薬代
ここまでしても全て無駄になってしまうのか?
これもまた来期への勉強というか、課題になりました

去年は全滅とは言いましたが、10粒ほどは食べれました(^^ゞ
今年も、残された房を食べれるレベルまでに育てる事が最低限度の栽培となりました








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