サクランボの収穫

害虫の食害で一番早いナポレオンがかなりやられてしまいましたが
その時点でスミチオン乳液の殺虫剤を使ったために
何とか高砂と佐藤錦の被害はそこそこ食い止められました
木の成長もあるかと思いますが、それでもこれまでの中では一番数付けてました

ただ、梅雨に入ってからだと思います
虫ではなく、雨にやられている感じです
そもそもサクランボは野地栽培では出荷出来るレベルの物は作れないという認識です
気休め程度ではありますが、母屋の軒など中庭に植えているのはそのためですが
鮎の解禁の頃ですと、近年ここまで雨が降った年は珍しい気がします
おそらく鮎の解禁も増水濁りで解禁になってないと思います
6月に雨が降るのは当たり前なんですが、サクランボは長い雨、強い雨に弱い感じですね

収穫期は年々早まってる感じでしたが、今年は暑い日もありますが
平均したら涼しい6月のような気がします
なかなかナポレオンが終わった後に、高砂や佐藤が赤くなって来ないですね

サクランボはそんな訳で収穫というよりツマミ食いの果樹ですが
そろそろかな?という感じです

まだちょっと早い色合いですが
梅雨の間の晴れ間に収穫
このまま吊るしていても痛む一方ですので

右が高砂で左が佐藤錦

2本の木からようやくワンパック(笑)

痛んで捨てたのは、これ以上の量です


上から見るとキレイでも、下側が痛んでるのが多いです
雨の滴の影響ですかね?
サクランボはよく2つで対になってるイメージありますよね?
接触してるとその部分は痛みますね
枯れた実や葉が付着してても、そこは痛みます
これらは全部はね出しになりますし、食べる気を失せるレベルの物も多いです

農薬は殆ど使わなくても、何とか少量なら食べられるレベルには育つのですが
雨ばっかりは仕方ないですね

サクランボはハウス栽培のように見えてると思いますが
要するに特に収穫の頃が梅雨時のために、温室という事ではなく
雨よけの傘みたいなものだと思います

まあ、それでも毒性の低い殺虫剤1回散布しただけで、これだけ採れれば充分かも知れません
先日、夫婦で来客の方にツマミ食いして頂きましたが、大変喜んでました

ちなみに私もそうですが、この3種の中ではナポレオンが一番美味しいです
ナポレオンは難しい品種とも聞いてますので、市場には少ないかもですが

まだまだ佐藤と高砂は吊るさってますが、この先の雨がどう影響するのか?って感じです

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