長崎ガレージジャッキ?のオーバーホール

Yahoo!ブログからの継続記事になりますが
オーバーホール中だったガレージジャッキになります












この記事は整備書ではなく、悪まで自分でオーバーホールしてみた記事になります
症状は重い車は特に時間が経つと下がるという状態です

まず油圧部分を分解した写真


穴は4つありますが、各部の展開












4カ所にОリングとかゴムパッキンがありますけど
Оリングは上から2つ目と一番下になり
一番上と上から3番目は平パッキンのようです

このサイズを測って、パッキンを探したのですが
基本的に平パッキンは水道用の耐油性ではない物しか見つかりませんね
そこで初めて、このガレージジャッキがどこ製の物なのか?
30年ほど前に業者で購入したので国産ではないかと思います
画像検索で探したら、長崎ガレージジャッキ NSG-1.5というがソックリでした
ただ、私の記憶では21/4トンになります
1.5というのは1.5トンのようですが、同じシリーズに1.25トンというのがあります
そこから推測しますと、NSG-2.25という型式ではないかと思いますが
そのような物は出て来ませんでした

そんな訳で、いつまでも分解したままにしときたくありませんので
買える範囲の物だけでもオーバーホールを進めますが
ガレージジャッキのDIYでのオーバーホールの記事を調べますと
まず上がらないという症状で、一番下のジャッキアップのためのシリンダー部分?
ここが一番多いようですが
基本的には可動部のパッキンの可能性が高いと思います
このコンバントラーVの基地のようなピストンと(笑)
上から2番目のリリースバルブですね
これは幸いにもОリングですので用意出来ます

もう一つ気になるのが、リリースバルブの銅パッキンみたいなヤツです
エンジンのドレインパッキンのような感じです
これはジャストサイズがありませんでしたが、内径で1ミリ違いの物がありました

一番上は単なる切れてる平パッキンですが
ここはフタのようなネジのパッキンにも見えますのでいいのですが
上から3番目は内側にツバが付いたパッキンなので、まず純正部品しかない感じですが


コンバントラーVの基地を挿入(笑)


後で気が付いたのですが
樹脂のようなカラーの位置が逆だったかも?






私的には一番疑わしいリリースバルブ











Оリングはこのフタのようなネジに使ってます








ここで一つ問題だったのは、この中に小さなベアリングの玉のような鉄球がありました
オイルの流量を滑らかにするため?のような構造に見えます
分解時に気が付きましたが、知らなかったので、無くすところでした(汗)

オイルを注入
300ミリリットル全て入りましたが
そんなに入ったかな?
という感じでした
こぼしてる量もありますが
ちなみに長崎のオイルは粘度15で
これは長崎しか見当たらないので
粘度32です
粘度10を買って足せばいいのでは?
という感じですが(笑)

作動確認は動画にて


リリースバルブはギアを二つ使ってるので
絞めるのと緩めるのとでは逆になってます
ややこしいですが

結果は

いちお軽トラの前輪2本は一晩でも下がりませんでした

おそらくですけど、リリースバルブのシャフトを回した感じでは、銅パッキンが手ごたえとしても変わった感じです

ジャッキは不思議とオイル変えただけでも直る事がありますが
ここまで分解して、ストロークさせてスポイトで吸い取ったのも良かったかも知れません

まあ、重い車を持ち上げてみないと何とも言えませんけどね

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